恵比寿、日吉で活動しているお腹周りに定評のあるパーソナルジム S PERSONAL GYM(エスパーソナルジム)の桜井です。
脂質をとることに抵抗がある方も多いと思います。
なぜならば、脂肪はカラダの中で最大のエネルギー貯蔵庫です。
なのでいくらでも貯まってしまうのが脂肪分です。
とはいえ、カラダの機能を正常に保つために必要なホルモン等の物質を作り出してくれてるのも脂肪分です。
他にもカラダの体温を保つ働きや、外部からの衝撃から内臓を守る働きもあります。
つまり、なくてはならないものなのです。
なくてはならないのに、取りすぎると貯まってしまう。
ちなみに、過脂肪の状況だと見た目だけでなく、
⚫️糖尿病
⚫️動脈硬化
⚫️心筋梗塞
などのリスクが上がってしまいます。
なるべくなら少なくしたいけど、勝手に摂取してしまってるのが脂質ですが、
意識しないと取れない脂があります。
それが必須脂肪酸のオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸です。
なぜ、意識しないと取れないかというと、カラダで合成する事ができないからです。
前に私のブログでも紹介させて頂いたタンパク質、必須アミノ酸と同じで、カラダで作れないということは、外から食材として取り入れるしかないのです。
カラダで作る事ができないとはいえ、オメガ6脂肪酸に関しては沢山取れてる方が多いと思います。いわゆるサラダ油です。
オメガ6脂肪酸は調理に使う以外にも、加工食品などにも入ってるので、最も手に入りやすく、口にする機会が多い脂と言えるでしょう。
しかしながら、オメガ3脂肪酸は現代の食事で摂取量が激減した脂です。
つまり意識して取るべき脂はオメガ3脂肪酸なのです。
オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸の理想的な比率は4:1とされてますが、現代の食事では10:1や20:1とも言われています。
オメガ6脂肪酸
・保温
・細胞やホルモンの材料になる
・炎症作用・血液凝固作用
オメガ3脂肪酸
・中性脂肪を下げる
・血栓、動脈硬化、高血圧、心臓病の予防
・抗炎症作用、血液サラサラ作用
オメガ6、オメガ3はバランス良く摂取する事が大切です。
『オメガ6過多による体内への影響』
⚫️動脈硬化
⚫️アレルギー反応の誘発
⚫️炎症反応を引き起こす
⚫️血液がドロドロになり老廃物が溜まりやすい
⚫️心臓や循環器系の悪化症状 等があります。
外食が多い方やコンビニで済ましてしまっている方、揚げ物大好きさん、スナック菓子大好きさんなどは、オメガ6過多の可能性があります。少し見直してみると良いかもしれません。
オメガ3脂肪酸が摂取できる食材を紹介します。
主に魚介類になります。特に青魚に多く含まれております。他にも、くるみ、アマニ、エゴマなどです。
1番の理想はオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸の比率は4:1です。
現代社会では難しい数値だといえますが、少しでも4:1に近づけるように心がけてみてください。