恵比寿、日吉で活動しているお腹周りに定評のあるパーソナルジム S PERSONAL GYM代表の桜井です。
日々、ボディーメイク、ダイエット、健康維持のため全力サポートさせていただいております。
筋肉を大きくしたい、筋肉を引き締めたい、色々ボディーメイクの目標はたくさんあると思いますが、筋肉にも種類があるのをご存知ですか。
トレーニング上級者の方はご存知の方が多いと思いますが、筋肉はおおき分けて3種類あります。
私も昔は、筋肉は筋肉!!
ただ筋肉を鍛えればいい…
漠然としてました。
しかし、3種類もあるのです。
それが、遅筋、中間筋、速筋です。
速筋は力が強くて瞬発性に優れていて、
遅筋は太くなりにくく、力が弱いものの持久性に優れています。
速筋の中には遅筋に近い性質を持つ繊維もあり、それを中間筋と言います。中間筋は速筋と遅筋の間だと思って下さい。
筋タイプと性質 |
色 |
収縮速度 |
筋疲労 |
筋繊維 |
遅筋 |
赤 |
遅い |
遅い |
小さい |
中間筋 |
ピンク |
中間 |
中間 |
中間 |
速筋 |
白 |
速い |
速い |
大きい |
このように遅筋と速筋は特性が全く違います。
速筋は大きく、早く、すぐ疲れてしまい、遅筋は小さく、遅いけど、疲れにくい。
なので、行う運動によって、使う筋肉が違ってくるのです。
100m走を30分間、全力で走れと言われたら、何の地獄ですかってなりますよね…。
不可能に近いと思います。
しかし、マラソンを自分のペースで30分と言われたらできますよね。
つまり、100m走の時は主に速筋を使っているので、すぐに疲れてしまうのです。
マラソンは主に遅筋を使っているので、続けることが出来るのです。
ここで、思い出してほしいのですが、100m走の選手とマラソン選手の体格です。
100m走の選手は筋肉が大きくたくましい体型、マラソン選手は筋肉も小さく脂肪もほとんどない体型だと思います。
日々の過酷なトレーニングにより、使っている筋肉が発達している証拠です。
つまり、筋肉を大きくしたいなら速筋を、
除脂肪を狙うなら遅筋を使ってあげれば良いのです。
どちらもとても大事ですね。
そして、筋肉トレーニングは主に速筋を使うトレーニングですが、重い重量を使えば、速筋のみならず遅筋も動員されることがわかっています。
さらに筋肉を大きくすると、基礎代謝が上がるので、脂肪燃焼効果もあります。
筋肉トレーニングはとても効率が良いのです。
ボディーメイク、ダイエット、健康維持のためにトレーニングをしている方はもちろん、これから始めてみようかなという方も、筋肉の種類を理解した上でトレーニングを行うと、より効率の良いトレーニングを行えると思います。
是非気にかけてみて下さい。
最後までお読み頂きありがとうございます。